不妊治療4

この時点でネットでは、不妊治療について毎日検索し、勉強する日々。
妊娠しやすいタイミング。 排卵検査薬の使い方。 自分でも少しの変化も毎日記録し、自分のペースや周期の癖を知ろうと必死。
下着につくおりものの形状や色、トイレットペーパーにつくおりものもチェック。
不妊治療の用語や、同じ気持ちのベビ待ちさん達のブログ、もう妊娠した人の過去のブログもかなり読破した。
検索魔になって、人と比べたりして落胆している私を見て、旦那が、あんまり検索しないほうがいいと初めて言ってきたのはこの頃だったかな。
妊娠した人がなる超初期妊娠症状は、私には全く当てはまらず毎回、フライング検査しながらも、陰性の検査薬を見て落胆する日々。
フライング検査は、本来は生理予定日から使い出す妊娠検査薬を、感度の良さからその前から使っても出る陽性反応をチェックすることをいう。
このフライング検査のデメリットは、知らなくていいはずだった化学流産を知ってしまう可能性があること。
一回着床はしたので、検査薬は一旦陽性反応が出るが、途中で流れてしまうので、検査薬の陽性反応はだんだん薄くなり消える。
きちんと生理予定日1週間後から使えば、その時には陰性なので、流産を知らなくて済んだが、早めに検査をしてしまうことにより、それを知ってしまう。
でも私は、化学流産すらなかった。
ずっと真っ白の検査薬。
その頃、2本線が出るなんて都市伝説だと思ってきていた。
やっときた5月の初診。
忘れもしない5月1日。
12時に病院へ向かう。 初診予約の時にわざわざきた時と同じで、 人人人。
不妊に悩んでいる人がこんなにもいるんだ!と逆に勇気をもらう。
予約はしてあったけどちょっと待って、いざ仙人のような院長先生と御対面。
優しい。。。 ヒゲモジャすぎるけど、、、 仙人というか、うーん、、、
ヒゲモジャ。
この日はちょうど排卵日くらいだったので、早速内診してもらった。
初めての超音波エコーの内診は、 地元の産婦人科のあのバリキャリ女医院長先生だったので、ヒゲモジャ院長先生は男だし、なんとなく嫌だな、仕方ないけど、、って思っていたら、助手?の女医さんが超音波はやってくれた。
まだギリギリ排卵していませんねと言われた。
このクリニックは、手帳が配布され、すべての診察の記録を書いて渡してくれるから有難い。
今日はたくさん採血し、色々基本から調べていくと。
また後日きて、と言われたけど、来週に新婚旅行に行く予定だったから、その後に来ると約束し、初診は終了。

この手帳がいっぱいにならないうちに妊娠してクリニックを卒業したいとその時は思った。
新婚旅行から帰国し、病院へ。
色々な結果が出ていた。
旦那の精液結果や、 私のホルモン値や、感染病など。 基本的なところすべては、異常なし。

次はフーナーテストと卵管通水検査をやりましょうとヒゲモジャ院長先生。
フーナーテストとは、タイミングをとり、精子がきちんと膣内を上がり、子宮に元気なままたどりついているかを確認するもの。
また、卵管通水検査とは、卵管に食塩水を流し、卵管が詰まっていないか確認する為の検査。2つの検査が始まった。